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【コラム17】人間は非対称である~脚長差~

こんにちは、鍼灸整骨院プライドの宮城です(^O^)

みなさんは「脚長差」をご存知でしょうか?

漢字の通り、左右の脚の長さに差があるという意味ですが、なんとすべての人に若干の脚長差があるといわれています。

敏感な人は5mmの脚長差に違和感を覚えますが、本格的に医療的な治療を行うのは平均3cmからとされています!


■脚長差の分類と原因

【解剖学的脚長差】

先天的、病的、外傷、手術などにより脚長差が生じたもの。 先天性股関節脱臼、大腿骨頭置換術後、骨折、関節リウマチなど











【機能的脚長差】

解剖学的には問題はないが、骨盤のゆがみや足のトラブルなどにより結果的に脚長差が生じたもの。

原因としては下記が挙げられます。










脚長差は放置してしまうと姿勢が傾き、膝や腰に負担をかけてしまいます。


■ケア方法

①足のトラブル対策

脚長差と繋がりやすい足のトラブルは扁平足、ハイアーチ、変形性膝関節症、X脚です。これらは特に左右の骨格バランスが崩れてしまうからです。


②インソールで補正 インソールを入れることをおすすめいたします。また、脚の短い方にはインソールの下に、脚長差を補うフラットなシートを入れて調整してください。

足のトラブルがある場合は、3cm以上の脚長差でなければ、足のトラブル対策を優先させましょう! トラブル対策として、足の立方骨を支えるインソールを使うと足の骨格バランスが整えられ、足のアーチに柔軟性を持たせる効果が期待でき、足の負担が軽減されます。


③靴で補正 インソールで1cm以上高さ調整をすると、靴が脱げたり、窮屈さに繋がりますので、それ以上の調整は靴で調整しましょう。靴の調整は靴によっては、整形外科の病院や靴の修理屋さんで出来るも場合もありますので相談してみてください。


脚長差は正確な差を自分で測ることは難しいです。ご自身で判断するとむしろ悪化することがありますので、整形の医師や理学療法士、義肢装具士に測ってもらうことがベストです。


すこし気になる方は、短いと思う方の脚に薄い5mmくらいのヒールパッドを入れてみるのはいかがでしょうか?


以上。

鍼灸整骨院プライドでした!

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